
支援終了後のお付き合い・高校生と分身ロボットカフェへ行きました
支援室の対象は0歳から15歳までなのですが、15歳までの間にご利用いただいたお子様とは、16歳以上になってからも、お会いすることがあります。
進級や進学などの進路関係の相談は少なくありません。ときどき、カフェでお食事をすることもあります。
先日は、渋谷のスクランブル交差点近くのカフェで、期間限定で催されていた、分身ロボットカフェへ、高校を卒業した後、心理学を学びたいと考えている子と、行ってきました。
分身ロボットカフェは、病気や障害などで、移動に困難さがある方々、遠く離れたところで暮らしている方々が、遠隔でロボットを操作しながら、接客してくださるカフェです。
ロボットである、OriHime(オリヒメ)のパイロットは、メルボルンより、マリーさんと、船橋市より、こやさん、お二人の明るさが伝わってきて、楽しすぎてお喋り止まらず、物理的にその場で見えているのはロボットなのにもかかわらず、「今ここ」にいるのは、ご本人、でした。
物理的に動くことが難しくても、テクノロジーは、空間を超えることを支えてくれますし、移動に制限があると、サービスを提供されることが多くなりますが、テクノロジーを使うと、サービスを提供する側にまわれる可能性が増えます。テクノロジーを使って選択肢を増やすことは、一人一人の可能性を拡げることだと、改めて感じた時間でした。
一緒に行った高校生、いろいろと感じたことがあったようでした。また、初めての場所で初めての人を相手に、緊張しながらも、会話を続ける姿に、成長を垣間見せてもらいました。「緊張したけれど楽しかった」の感想は、とても嬉しかったです。
ロボットを介してリアルに接客、10年前は具体的には考えられなかったですし、私が高校生の頃には想像すらしたことのなかった光景です。
ロボットだけでなく、テクノロジーを使いこなして行くであろうこれからの社会が、もっと楽しみになりました。
社会的な意義を見出すだけでは、継続が難しく思われることも、今に楽しさ、これからに可能性を感じられると、繰り返しや発展を期待したくなりますし、応援もしたくなります。
数多くの選択肢が増えて、その子らしさを存分に発揮しながら進んでいける社会になるように、私自身もできることを1つずつ進めていこうと改めて思いました。
※分身ロボットOriHimeはオリィ研究所さんの商品です。
note マガジン「言葉の発達とその支援」No.1~No.8
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