
成人の方からの、ご相談につきまして
コロナ禍、成人の方からの、お問い合わせも続いています。
支援室の対象年齢は0歳から15歳で、15歳までのどこかでご利用いただいた方は、16歳以上になった後も、ご相談を承っています。
ですから、成人の方から、お問い合わせがあったときは、原則、他機関のご利用をお勧めしています。
けれども、これまでもいくつかの機関にお問い合わせをされていたり、いくつかの機関をご利用した後の場合は、内容とスケジュールによって承っています。
子どもたちのご利用がない時間帯です。
※検査は承っていません。
年齢に関係なく、そして、診断があってもなくても、自身の特性と正面から向き合い進んでいくことは、簡単なことではないと思います。
描いていた生活ではなく、予想もしていなかった生活の中で過ごしていくことも、易しいことではないと思います。
とにかく、心身ともに、相当にエネルギーを使うことだと思います。
そして、何かしら打開策を見つけようと動き始めても、働きながら生活している方が、支援を継続して受けられる場所は、多くはないと思います。
特に、読み書き関係は、少ないように思います。
「(読み書き関係の)診断があります。相談にのっていただくことはできますでしょうか。」
「大人なのですが、フォニックスを教えてもらうことは可能でしょうか。」
対象年齢は分かった上で、お問い合わせをされる方は少なくありません。
特別支援教育が全国的に展開し始めてから、まだ10数年です。
生まれた年によっては、自身の特性に気付く機会もないまま、社会へ出た人は少なくないのでは、と思います。
そして社会の中で生活していく過程で、様々なことが起こり、もともとの困難さが捉えにくくなっていることも、あります。
早期対応が奨められていますが、何歳からでも、何か始めよう、と思ったときの早期が一番大切だと考えています。
こんなところもありますよ、という他機関の情報含め、私が提供できるものの中で、お伝えできることがあればお伝えしますし、難しければ難しいとお伝えします。
起こしていただいたアクションには、何かしらお応えしたいと考えていますので、お一人で悩み過ぎないよう、願います。