表現する機会が限られると表現する力が伸び悩むことがある・選択性緘黙のアセスメント-7 | ことばの発達と学習支援専門|DIVERSE-ダイバース-

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2018.12.05 アセスメント

表現する機会が限られると表現する力が伸び悩むことがある・選択性緘黙のアセスメント-7


選択性緘黙の子供たちの中には、言葉を理解する力が、年齢相応、または、それ以上にある子もいます。

けれど、言葉を理解する力や非言語的なことを理解する力が十分にあるにもかかわらず、選択性緘黙の子のナラティブ(見聞きしたこと等の語り)は、短かったり、詳しくなかったり、言語的な複雑さが乏しかったりするという報告もあります(McInnes, Fung, Manassis, Fiksenbaum, & Tannock, 2004)。

毎日の生活の中で、豊かに表現する機会が限られていることで、表現に必要な言葉の力が育ちにくくなる可能性も示唆されています
(Klein, Shipon-Blum, & Spillman-Kennedy, 2009)。

書くことに困難さがあると、書き言葉が育ちにくくなることがあるように、話すことに困難さがあると、話し言葉が育ちにくくなることもあります。

そして、話し言葉と書き言葉は相互に影響を与えながら発達していくので、言葉の力全体が伸び悩むこともあります。

けれども、このことは、選択性緘黙の子供たちの支援の目的の中心に「話すこと」が置かれることを意味する訳ではありません。

言葉の発達全体を踏まえると、「話すこと」以外の方法でも、その子の表現する力を支えていくことが、とても大切になってくると考えています。

・・・

選択性緘黙かもしれない、というとき、言語の面からのアセスメントも不可欠なのですが(喋らないのにどうやって?と感じられるかもしれませんが)、私が参考にしてきたASHAのサイト内(選択性緘黙・アセスメントのページ)に、どのようなことが書かれているのかを含めて、少しずつ綴っています。

翻訳ではありません。これまで出会ってきた子供たちのことを思い浮かべながら、また、その子供達とのことも加えながら書いています。

前述のサイトは、保護者の方々含めて、誰でもアクセスできるページですので、原文へのアクセスもされてみてください。量が多いので、10回前後、かかるかもしれませんが、必要な方へ届けば、と思います。

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